四国は、その名前の通り4つの県が隣り合い、海や自然に囲まれたエリアです。さらに四国の中心を横切る山の影響や面する海の影響もあり、それぞれ気候が違うのも特色の一つ。豊かな自然や歴史、その土地ならではのグルメなど四国でしか味わえない楽しみも豊富です。そこで四国への観光で、ぜひ行きたい観光スポットを詳しくご紹介します。

四国にはどう行く?

四国は4県すべてに空港があります。また海に囲まれているため、フェリーもありますし、鉄道もありますので電車利用、また高速バスの利用も可能です。以下にそれぞれの手段について場所ごとに見ていきましょう。

香川県に行くには

四国には新幹線が通っていませんので、最寄りである岡山駅まで行き、そこから電車に乗り継ぐ方法がおすすめです。香川県の場合は、夜行・高速バスに乗る方法もあります。東京からなら飛行機で高松空港に行けば、JR高松駅までリムジンバスが直通です。

徳島県や愛媛県に行くには

愛媛県と広島県が橋でつながっていることに加え、広島から愛媛まではフェリーが運行しています。愛媛県と徳島県は東京と福岡から直通フェリーがありますが、かなり時間がかかります。愛媛県と徳島県どちらにも空港がありますので、早く行きたいなら飛行機が便利です。

高知県に行くには

四国の中で移動に一番時間がかかるのが高知です。新幹線で岡山駅まで行き、そこから電車で乗り換える方法が便利ですが、東京からだと6時間近くかかります。羽田空港からだと1日10便高知行きが出ており、1時間半で着きます。

四国それぞれの見所とおすすめ観光地

四国に観光に行くなら、ぜひ行きたい観光スポットを県ごとに見ていきましょう。

香川県でぜひ行きたい観光スポット

四国の玄関口とも呼ばれる香川県は、「うどん県」というPRなどもあり、うどんを食べに行くのが目的となる方も少なくありません。ですが、四国お遍路など霊場が多くある場所でもあります。こんぴらさんの愛称で親しまれる「金比羅宮」はぜひ行っておきたいパワースポット。江戸時代に造られた「栗林公園」、日本の渚100選に選ばれている「津田の松原」、瀬戸内海に浮かぶ小豆島や直島も人気の観光スポットです。

徳島県でぜひ行きたい観光スポット

阿波踊りと渦潮で有名な徳島県は、自然が豊富で、絶景ポイントが盛りだくさんです。お遍路の第1番札所の霊山寺をはじめとしたパワースポットも見所です。阿波踊りについて色々学べる「阿波踊り会館」や名画を再現した「大塚国際美術館」があります。渦潮を見ることができる観潮船、800年の歴史を持つ「奥祖谷二重かずら橋」、吉野川の川下りなどアウトドアレジャーも豊富です。

愛媛県でぜひ行きたい観光スポット

ミカンの名産地である愛媛県は、広島県としまなみ海道でつながっています。松山の道後温泉は夏目漱石の「坊ちゃん」でもおなじみで、温泉の町としても有名です。四国を代表する最高峰の石鎚山があり、山と海それぞれ見所がある点もポイントです。道後温泉に行くなら、現存天守が残る松山城もぜひ行ってみたい観光スポットとなっています。

高知県でぜひ行きたい観光スポット

幕末に活躍した坂本龍馬の生誕地でもある高知県。歴史が残る建造物も数多く、高知城は江戸時代からの建築物が今に伝わる貴重なものとなっています。さらに夏に行われる「よさこい祭り」は徳島県の阿波踊りと並び、全国でも有名なお祭りです。自然が豊富な高知県では、海や山、空、川とそれぞれアウトドアレジャーがあることでも人気の観光スポットです。初心者でもチャレンジしやすいダイビング、日本三大清流の四万十川ではカヌー体験もできます。